研究と倫理=愛で生きる。──医学博士「ドクターりん」の軌跡|いじめ・家庭内暴力・発達障害を乗り越えて

今回は、国内最大級の音声プラットフォーム「Voicy」の「エビデンスに基づく人生デザインチャンネル」で配信中の医学博士「ドクターりん」さんにお話を伺いました。

医学博士「ドクターりん」が見つけた自分の居場所

「研究って、本当におもしろいんです」
そう語る医学博士「ドクターりん」さんの目には、好奇心と静かな情熱が宿っている。

職場で上司とうまくいかず適応障害となった2年前,ASDADHDという診断を受けた。
幼いころから「変わっている」と言われ続けてきた。
いじめ家庭内での暴力も経験し、生きることそのものが苦しかった。
それでも、学ぶこと、知ることだけは手放せなかった。

生き抜くために、本を読んで、考え続けました。
どうしたらよりよく生きられるのか。なぜ人は苦しむのか。
その答えを探す中で、知ることへの欲求と衝動性が増していき“研究”にたどり着き、自分の居場所を見つけたんです。

研究には、人の暮らしや心を豊かにする“種”がたくさんある。

毎日さまざまな分野の論文を読むのが習慣になり、自分自身も研究者となったある日気づいた。

研究には、人の暮らしや心を豊かにする“種”がたくさんある。
それなのに、それが一般の人たちに届いていない。
コロナ禍で反ワクチン論や誤情報が広がったとき、深い違和感を覚えたという。

社会の為に人生をかけて研究している人たちの声が、なぜ届かないのか。
せっかく作り上げたエビデンスが使われない,SNSの無責任な発言よりないがしろにされる世の中で、本当にいいのかと思ったんです。

研究結果を生活に活かすための活動を始める。

そんな思いから、研究論文の読み方を教えるセミナーを立ち上げた。
さらに、研究成果をどう生活に活かすかを実践するリフレクションとリフレーミングの会やワークショップも開催。
Voicyでは、自分の声だけで“伝えること”にも挑戦している。

姿を見せなくても、声でつながれる。私の声が好きだと言ってくれる人がいる。
もしかしたら、研究の意義や楽しさ,幸せになるための活かし方を多くの人に伝えられるきっかけになるかと思ったんです。

活動の本質は、情報を吟味し選択することを伝えること。

「ドクターりん」さんの活動の本質は、「情報を吟味し選択すること」を伝えること。
誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考える力を育てること。
それが、自分を豊かにし、人生を主体的に選ぶ力になると信じている。

情報に溺れるのではなく、選び取る覚悟と力が人生を変えます。
その先に、自分を好きになれる暮らしがあると思うんです。

参加者から届く、変化の芽

参加者から寄せられる感想には、たしかな変化の芽があった。

「自分のことも好きになれました」
「脳と心と魂にとって、素敵な栄養になりました」
「ネガティブをポジティブに言い換えることに、抵抗がなくなりました」

個別に言葉をかけてもらえたことで、また前を向けた。
そんな声が、りんさんの活動を支えている。

お互いが心地よく繋がれる世界へ

「5年後には、”エビデンスに基づく人生デザイン実践塾(仮/2025年5月開設予定)”への参加者が100人を超えていたらうれしい。それはつまり、100人が“研究って面白い”と思ってくれた証だから」

研究をする人も、研究を受け取る人も、お互いが心地よくつながれる世界へ──
そのために、今日も「ドクターりん」さんの声は静かに響いている。

編集後記

医学博士「ドクターりん」さんの声に出会って、私は人生の「再設計」ができることを知りました。
エビデンスがあるからこそ、自分を信じることができる。
そして、声には「支える力」があるのだと改めて感じました。

ACSUREは、そんな出会いをつなぐ場所でありたいと思っています。

── たなかえり

編集部おすすめ!医学博士「ドクターりん」さんのVoicyチャンネル

国内最大級の音声プラットフォーム「Voicy」にて、「エビデンスに基づく人生デザインチャンネル」を配信中です!

豊かな人生を自分の手で作りたいあなたの心にもそっと届く声が、きっとあります。

\Voicy「ドクターりんのエビデンスに基づく人生デザイン」/

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この記事を書いた人

たなかえりのアバター たなかえり ACSURE編集長

「信頼できる人に、ちゃんと出会える。そんなメディアを目指しています。」

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